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【倉敷市役所】死亡届の提出から戸籍収集・数次相続の手続きまでをわかりやすく解説

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ご家族が亡くなられたとき、悲しみの中でも進めなければならないのが、市役所への届出や相続手続きです。

「死亡届を出した後は何をすればいいの?」
「相続に必要な戸籍はどこで集めるの?」
「亡くなった親の名義のままになっている土地はどうなるの?」

倉敷市で相続のご相談をお受けしていると、こうしたお悩みをよく耳にします。

特に、何十年も前に亡くなった方の名義で土地や建物が残っている場合、相続関係が複雑になっていることも少なくありません。

今回は、倉敷市役所での死亡届の提出から戸籍収集、そして「数次相続」と呼ばれる相続手続きまで、順を追ってご説明します。

1.倉敷市役所で死亡届を提出する

ご家族が亡くなられた場合、原則として死亡の事実を知った日から7日以内に死亡届を提出します。

死亡届は、亡くなられた方の本籍地、死亡地、届出人の所在地の市区町村役場で提出できます。

倉敷市では、本庁のほか、児島・玉島・水島・真備などの各支所でも届出が可能です。

死亡届には、通常、医師が作成した死亡診断書が付いています。提出後は原則として返却されないため、事前にコピーを取っておくと安心です。

なお、死亡届を提出しただけで、銀行口座や不動産の名義が自動的に変更されるわけではありません。

相続に関する手続きは、ここから始まります。

2.相続手続きの第一歩は戸籍収集

相続手続きを進めるうえで、まず必要になるのが戸籍の収集です。

亡くなられた方の預貯金を解約したり、不動産の名義変更をしたりするには、誰が法律上の相続人なのかを確認しなければなりません。

一般的には、亡くなられた方の出生から死亡までの連続した戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍などを集めます。

「今の戸籍謄本が1通あれば大丈夫」と思われる方もいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。

結婚や転籍、戸籍制度の変更によって、戸籍が何度も作り替えられていることがあるためです。

特に古い戸籍は手書きで、文字が読みづらいこともあります。

私たちも相続のご相談では、戸籍を一つひとつ確認しながら、相続人の関係を整理することを大切にしています。

3.倉敷市役所で全国の戸籍を取得できる?

令和6年3月から「戸籍証明書等の広域交付制度」が始まりました。

この制度により、本籍地が倉敷市以外にある場合でも、一定の条件を満たせば倉敷市役所の窓口で戸籍を取得できるようになりました。

例えば、亡くなった父親の本籍が岡山市や広島県に移っていた場合でも、倉敷市の窓口でまとめて取得できることがあります。

ただし、注意点もあります。

広域交付を利用できるのは、本人・配偶者・直系親族などに限られ、兄弟姉妹の戸籍は原則として対象外です。また、代理人による広域交付請求もできません。

相続関係によっては、本籍地の市区町村へ直接請求する必要があります。

4.数次相続とは?相続人がさらに亡くなっている場合

相続手続きで特に注意したいのが「数次相続」です。

数次相続とは、最初の相続手続きが終わらないうちに相続人が亡くなり、次の相続が発生することをいいます。

例えば、次のようなケースです。

  • 祖父が亡くなり、土地を相続する手続きをしなかった
  • その後、相続人である父親も亡くなった
  • 父親の相続人である子どもたちが、祖父の土地の相続手続きをすることになった

このような場合、祖父と父親、それぞれの相続関係を確認する必要があります。

さらに、相続人の中に亡くなっている方が複数いると、関係者が増え、遺産分割協議が難しくなることもあります。

倉敷市内でも、先代や先々代の名義のままになっている土地や空き家について、ご相談をいただくことがあります。

数次相続では、誰がどの相続権を引き継いでいるのかを正確に整理することが重要です。

5.相続登記の義務化にも注意が必要

令和6年4月1日から、不動産の相続登記が義務化されました。

相続によって不動産を取得したことを知った日から、原則3年以内に相続登記を申請する必要があります。

また、義務化以前に発生した相続も対象です。以前から相続による取得を知っていた場合、原則として令和9年3月31日までに登記が必要となります。

正当な理由なく義務を怠ると、10万円以下の過料の対象になる可能性があります。

「親が亡くなってから何十年も名義変更していない」という場合は、早めの確認をおすすめします。

6.戸籍収集から空き家の相続・売却まで

相続の問題は、戸籍を集めて終わりではありません。

相続人が確定した後には、遺産分割協議や預貯金の手続き、不動産の相続登記などが必要になることがあります。

特に空き家を相続した場合は、今後その家を誰が管理するのか、住む予定がないなら売却するのか、といった判断も大切です。

建物を長期間放置すると、老朽化や草木の繁茂など、近隣への影響が生じることもあります。

一般社団法人 相続と空き家の相談窓口では、倉敷市を中心に、相続や空き家に関する無料相談会・セミナーを継続して開催しています。

戸籍収集や相続関係の整理から、空き家の活用・売却に関するご相談まで、それぞれの事情に合わせた解決方法を一緒に考えています。

相続登記など、司法書士による対応が必要な手続きについても、適切な専門家との連携が大切だと考えています。

相続は、時間が経つほど関係者が増え、手続きが難しくなることがあります。

「何から始めればいいかわからない」という段階でも構いません。

倉敷市で相続や空き家のことでお困りの方は、一般社団法人 相続と空き家の相談窓口へお気軽にご相談ください。

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倉敷市・浅口市・笠岡市を中心に、相続と空き家のお悩みを解決するための活動を行っています。

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